イベント報告

2021年4月3日

教科書をぬりかえられるような研究@家

研究は何の役に立たなくても良いという研究者もいますが、私は自分の研究は何かの役に立って欲しいといつも思っています。もちろん、すぐに還元されるような研究は怪しいものが多いので、地道な研究を繰り返しデータの信憑性をいろいろな方向から確認しまくることで、最終的に何かに役に立つといいと思うわけです。研究者が日々の成果として書く論文は、意外に間違いが多く、これは、作為的に間違いを含むと不正ですが、多くの場合、いろいろな方向からの確認が足りないことでエラーが生じます。正面から見ると一本の棒のように見えるものでも、横から見ると、一枚の壁だったりする、そういうエラーです。このエラーがないことが世の中に認められたものが教科書に書き込まれます。教科書に間違いは許されません。なので、私は良い論文を書くのではなく、教科書に載るような仕事をすることを目標にしています。教科書にILC2に関する記載がちらほらと見られるようになるまで7~8年の歳月が必要でしたが、この度、宮坂先生のまとめられた標準免疫学に、しっかりとした章としてILC2が書き込まれました。ついにやったぜ~~~~!!という気分です!次の目標はこの章をどんどんどんどん膨らませていくことです!(茂呂)

2021年4月2日

新年度スタート!

いよいよ新年度がスタート。令和になって早三年目。今年は飛躍の年になるよう頑張ろう!

来年は花見ができるかな。それにしても大阪の黄砂はすごい。鼻水が止まらない。。 (本村)

2021年3月12日

大瀧さん、引地さん、卒業おめでとうございます @理研

ついにこの日が来てしまいました、私の尊敬する大瀧先輩、引地先輩の卒業の日が。私が3年前に修士で入って今に至るまで (色々な意味で) 可愛がっていただき、実験の手技やラボルールなど多岐にわたって本当にお世話になりました。送別会では、はっちゃけたい気持ちで山々でしたがこのご時世ということでソーシャルディスタンス、マスク欠かさず(写真撮影で一瞬以外)、飲食なしの会とさせていただきました。最後のささやかな贈り物も喜んでいただけてよかったです。いやあ、ストールよく似合ってます(選んだのは私)。本日は送別会(仮)なのでコロナが明けましたら改めて送別会をしたいですね。先輩方、本当にお疲れ様でした。 (久保田)

2021年3月18日

小安重夫先生最終講義@理研

大学院、ポスドク、研究員、独立、現在とずっとご指導くださった小安重夫先生が慶應義塾大学を退職されるにあたり、最終講義を行いました。COVID-19の影響で、理研からのハイブリット開催となりましたがオンラインのおかげでたくさんの方にご参加いただき、素晴らしい会となりました。慶應小安研を支え続けた松田先生の司会で、学部長の天谷先生のご挨拶から始まり、小安先生の「感染症免疫研究に魅せられて」た題した講義、同窓生代表として樗木先生のご挨拶という構成で小安先生の歴史に触れることができました。パーティーこそできなかったものの、慶應小安研が始まった1995年のシャトーラトゥールを同窓会からの記念品としてお渡しすることができました。今後小安先生は理化学研究所のラボで研究を続けられるとのことなので、今後の研究のご発展も楽しみです!(茂呂)

2021年3月10日

ラボ立ち上げ完了 @阪大

2年前にラボを作り始めて以来、本村さんとラボが完成したら最後にワインセラーを買おうと話していたがついにその日が訪れた。実験室も居室もほぼ理想通りの仕上がりになり、落ち着いて研究できる環境が整った。研究者にはワイン好きが多いように思うが、私はもともとワインが嫌いだった。なんだか気取った感じが鼻につくのと、フランス語やイタリア語の銘柄を覚えられないからだ。銘柄だけでも覚えられないのに、産地やら格やら作り手やら年やら品種やら覚えることが多すぎる。直感で生きる私のメモリは256Mb。覚えられるわけがない。その点、日本酒は素晴らしい。馴染みやすい銘柄もスッと記憶に残る。ウィスキーもそれほど銘柄が多くないのでお気に入りを覚えやすく好きだ。ところがある日、人々がワインに魅了されるわけがわかった。家族でクリスマスの日に飲んだ90年代のオーパスワンが衝撃的なおいしさだったからだ。飲み終わってなお名残惜しく、コルクを鼻に突っ込んでおきたいほどの衝撃的だった。以来、いろいろとワインを飲むようになったが、メモリは衰えるばかりのため何を飲んだかは覚えないことにした。

ワインは当たり外れが大きいので、ざっくりと好きな品種と産地だけ覚えることにした。カリフォルニアのカベルネソーヴィニヨン、オーストラリアのシラー、このあたりが好きらしい。失敗も少なくコスパも良い。ワイン好きはピノに行き着くという人も多いが、私独自の見解は大酒飲みはピノに行き着くと思う。カベルネソーヴィニヨンやシラーはたくさん飲めるほど軽くないからだ。

到着したてのセラーにはパーティーができない時節柄、自分で飲む用のデイリーワインが放り込まれることになった。ラボを閉じる日に飲むために、理研にラボを持った2015年と阪大にラボをもった2019年の良いワインをそのうち買おうと思う。(茂呂)

 

2021年2月26日

5年次基礎配属最終発表会@阪大

基礎配属で来てくれた5年次の高橋君。1月から2か月間、一緒に研究してくれました。基礎配属期間最終日である本日、この2か月間の研究成果を発表してくれました。実験のじの字も知らなかったのに、素晴らしい成果に皆がびっくり。普通に、研究結果についてのディスカッションが始まりました笑 高橋君はまるで一研究者のように質問に答えていたところはさすがでした。少しでも研究の楽しさに触れてもらえたみたいでよかったです。本当にお疲れ様でした。(本村)

2021年2月16日

関西人風になってきました@阪大

関西と関東ではいろいろな文化の違いがあり、関東の端で育った私には関西の文化は新鮮に映る。関西の良いところはなんと言っても「人」。なんでも隠さず言ってくれるのでオブラートが苦手な私にはありがたく、フレンドリーで優しい人が多いのも素晴らしい。家賃がやたら安いことや、たこ焼きがびっくりするほど美味しいことも素晴らしい。唯一、許せないことはエスカレーターで立つ位置が逆と言うこと。横浜-大阪を毎週行き来する私には、もはやどちらがどちらか分からず後ろから来た人に肩をあてられることもしばしば。どちらでも良いから国内で統一してほしいものだ・・・。ちょっと戸惑うことは、知らない人に話しかけられることが多いこと。エレベーターで知らないおじさんに「今日は寒いねぇ」と言われたりするとかなり戸惑ってしまう。また、やたらご飯の量が多いこと、定食にミニとは言えないうどんがついてくることなど、サービス精神が旺盛すぎて困ってしまうこともある。

それでも好きで乗り込んだ大坂、なんとか馴染もうと関西弁を話してみようとするが、関東人のなんちゃって関西弁は大阪人にはかなり耳障りらしく、イントネーションがちゃうわっ!と怒られてしまう。なんやかんやでだいぶラボメンバーも増えてきたが、いまだ大阪人は1人しかおらず関西弁を学ぶ機会も少ない。

ところが!ついに私にも自然に関西弁が出る瞬間が!!関東では電話でフレンドリーなやりとりをしているときの語尾は、「ありがとうございま~す」や「しつれいしま~す」となる。しかしながら!ついに!!私の語尾が自然に「ありがとうございます~」「しつれいします~」と、ウニョウニョの位置が変ったのです!「まぁ~す」ではなく「ますぅ~」と。これはかなりでかした気分。(茂呂)

2020年12月29日

いろいろあった2020年@理研

全世界の人にいろいろあった2020年が終わろうとしている。年末になるたび思い出す言葉がある。研究を始めたばかりの大学院1年生の時に石川教授に言われた言葉だ。その日は12月28日で年末の挨拶をするために教授室に向かった。今年の御礼を言いかけた私に教授が目を丸くして「何を言ってるの?あなたが元旦の日に世界は大晦日ですよ」と一言。「へっ?」どういう意味??と一瞬意味が分からなかったが、すぐに理解できた。つまり、正月だから休んでいいと思っているかもしれないが、世界のどこかは正月ではなく人々が働いているはずだ。ということである。もう少し要約すると、世界に勝つためには働き続けろということになる。

ひぇ~。今だったらパワハラと言われてしまう言葉だが、妙に納得した覚えがある。以降、私の仕事納めは12月30日になった。出来が悪い分、土曜日と年末に仕事をする。1年に換算すると52+2日多く研究に向き合うことになる。10年で540日、在職期間40年を考えると2160日、およそ6年分多く時間を作れる。はたしてそれが意味のあることなのか、仕事を辞めるときにもう一度考えてみよう。

そういう意図かどうか分からないが、年の瀬に実験している人達がいたのでパシャリ。ああ・・・老眼が・・・。小安先生、チューブのフタがあいていませんよ~(茂呂)

2020年12月24日

Pei-Chiさんが外国人特別研究員、畑井君が学振(DC2)に採択されました@阪大

特任研究員のPei-Chiさんが外国人特別研究員に、博士課程の畑井君が学振(DC2)に採択されました。コロナ禍で暗いニュースの中とてもうれしい出来事が2つも飛び込んできました。二人とも本当におめでとう!!クリスマスケーキで二人のお祝い。ラボから二人へ阪大グッズのプレゼント、とっても気に入ってくれたみたい笑。二人に負けずに、頭脳グミ食べて来年は僕も頑張るぞ!(文責:本村)

2020年12月22日

理研ー阪大合同オンライン忘年会

今年は極めてunusualな1年でした。中国の奥地でひっそりと小さな動物にとりつき生きていたウイルスが高度に洗練されたグローバル社会の弱点を物の見事につき、世界の有り様を一変させました。

このようなパンデミックによって生活や仕事、コミュニケーションのあり方が変わることが自分が生きている間にあるとは夢にも思っていませんでした。でも大丈夫。生物は大きな負荷がかかったときこそ大進化を遂げるのです。来年は我々の能力、努力がさらに試される1年になるでしょう。イノベーションを起こすサイエンスの発展を目指し祝杯を挙げました。皆様よいお年をお迎えください。(文責:小林)