イベント報告

2021年12月17日

忘年会の出し物@理研

RIKEN-IMSの良いところはラボ同士の交流が多い事だと思う。アポ無しでどのラボにも気軽に遊びに行けるし、そもそもラボ間に物理的な壁もないので声も筒抜け、空気も共有している状態である。そんな理研ではちょくちょくパーティーをやる。中でも忘年会は数百人が一堂に会し、ボランティアで10個くらいのラボが出店して食べ物を振る舞い、立食パーティーをする一大イベントだ。しかしコロナ以降、忘年会もZoomになってしまい交流が途絶えている。

そんな元気のない理研に笑いを提供したく、Zoom忘年会で流すおもしろショートムービーの準備を内緒でを進めてきた。私の他に、PIが2名と卒研生の水村さんがネズミの耳をつけてマウスを演じ、マッドサイエンティストの小林研究員に麻酔をかけられて寝ている間にパラビオーシスにされてしまい、いろんな実験に使われてしまうというストーリーだ。年末で学会やらなんやらで忙しい中、発表スチールを養生テープで細工しチーズやコロナウイルスの小道具を作り、素晴らしい作品に仕上がった。こういうおバカな企画は大好きだが、それにつきあってくれる理研のPIの心の広さや、ラボメンバーに感謝感謝である。(茂呂)

2021年11月26日

イケてる若手研究者 @理研&阪大

これまでの研究歴の中で最も良かったキャリアは何かと聞かれたら、JSTのさきがけに採択されたこと、と答えるかも知れない。

なぜさきがけが良かったかというと、さきがけを取る前までは自分の分野の身近な研究者しか知らず小さな世界で生きていたわけであるが、さきがけに採択されたことによって広い世界を知ることができ、異なる分野に飛び抜けて優秀な研究者がゴロゴロいることを知ることができた。とかなんとか、常日頃から思っているので、ラボメンバーに、JST-さきがけやAMED-PRIME、JST-創発的研究支援事業など、若手研究者が領域に集って切磋琢磨できるチャンスに積極的にアプライするよう言っていたのだが、この度、めでたく!!小林さんがAMED-PRIMEに、本村さんがJST-創発的研究支援事業に採択されました!いやっほーーーい!!2人がどれくらい汗水垂らして頑張ってきたかを知っているので、ぴょんぴょん跳ねてしまうくらいうれしい出来事です。では、茂呂研が誇るイケてる若手研究者をご紹介します!(茂呂)

 

左がイケてる1号、小林研究員:朝5時に起きて、長い足を机にのせながらクールに仕事を進めます。

右がイケてる2号、本村研究員:いつ寝ているのかその生態はだれも知らない。ドーピング疑惑有。

2021年11月18日

愛しすぎる3年生 @阪大

今年も3ヶ月の基礎配属期間に3年生が3人来てくれた。去年もおととしも感じたが、阪大の学生さんは研究に対する本当にモチベーションが高く素晴らしい。出会いがあれば別れもある。今日は最終発表会の後、涙でしょっぱいお別れ会となった。それぞれの学生さんに担当教員がパスポート型の色紙を渡し、大阪名物堂島ロール3種でお別れ会を行った。その後、3年生からラボにサプライズプレゼントのお返しが!とってもかわいいコーヒーセットと私の大好きなネズミの切り絵、そして、自作の来年のカレンダーを頂いた。なんとこのカレンダー日付まで手書き。わぉ!FACSの予約表カレンダーだそうだ。毎月違うコメントが書いてあって、11月のカードには来年の学生に向けた先輩の熱い想いが  ・・・。

私たちにとっても素敵な3ヶ月となりました。(茂呂)

 

 

2021年11月17日

ハロウィンがやってきました!@理研

今年も小安先生がハロウィン用のカボチャを送ってくださった。毎年彫るのが学生の一大イベントである。当研究室には、“カボチャ彫りのプロ”といっても過言ではない先輩方がいる。そんな先輩方から彫り方を教えていただき、なんとか完成した。岳野さんが用意してくださった大量のお菓子と一緒に並べて、飾り付けも完了!無事、みんなでハロウィンを祝うことができた。

しかし!喜んでいるのも束の間、防腐処理をしなかったカボチャは1日でカビだらけに・・・。さらなる悪魔へと変貌したカボチャは、学生の手によってきれいに処理された。(水村)

2021年10月5日

祝 小林さん副チームリーダー就任 @理研

研究員として2年半、最先端の研究や若手育成に尽力してくれた小林哲郎研究員が、10月1日に副チームリーダーに昇格した。実力、人望共に申し分ない昇格だ。これまでの活躍に感謝しつつ、益々の発展を祈りたい。

これで阪大の本村准教授、理研の小林副チームリーダーの2本柱が出そろった。二人とも飛び抜けて優秀なので、数年後には独立していなくなってしまうのはわかっているが(涙)、個性の異なる優れた研究者がラボにいてくれることは心強い。二人に共通し私にないものは、忍耐力だろう。私は喜怒哀楽ハッキリスッキリ激情型だが、二人の冷静さにはいつも感心する。こういう上司をもったらさぞ幸せだろうと思う一方で、忍耐力の無い私を上司にした二人を気の毒にも思う。ありがとう!そしてごめんなさい!

二人を褒めたついでに他のメンバーも褒めてみたい。

茂呂研のメンバーは本当にみんな頑張り屋だ。研究員は個々のオリジナリティを大事にしつつよく働く。学生は迷いつつ、もがきつつ、わめきつつ結局のところよく働く。技術スタッフは遺憾なく個性を発揮しながら愛と責任感をもってよく働く。事務スタッフは・・優秀すぎていなくなったら私は終わるだろう。優秀なメンバーに囲まれていると、自分がどれだけ頑張っているのか、どれだけ優れているのか認識できなくなり、時に自信をなくしたり卑屈になったりすることもあるが、いつかラボを出たときに、自分がいつのまにか優れてしまったことにきっと気がつくだろう。 (茂呂)

2021年8月25日

プロってすごい! @阪大

何事もプロフェッショナルになることは重要である。我々は研究者なので研究のプロフェッショナルであり続けるために日々努力しているわけだが、研究職というのは意外に生きている世界が狭く、研究者関係、医療関係、製薬関係の人としか日々交流がないので、他の業界の人からプロとは何かを学ぶ機会は限られている。この狭苦しい世界観が嫌なので1人でバーに行く。1人でバーに行くと自分の住む世界とは全く異なる世界の友達が毎回1人、2人増える。でもCOVID問題が始まりその機会もなくなった。20時までにお客さんをなんとか1ターンさせられる飲み屋さんとは異なり、バーは22時からが本番。緊急事態宣言やらまんえい防止措置はバー経営者を地獄に落としている。

先日、プロのカメラマンに写真を撮ってもらえる機会があった。ラボメンバーの写真も撮ってくれるというので、辺りにいたメンバーをかき集め、理研のメンバーにも少し参加してもらってプチ集合写真を撮っていただいた(写真左)。お~!プロが取るとこうなるのか!!!おしゃれ過ぎるじゃないですか!!以前、我々が集合写真を撮ろうといって同じ場所で取った写真とは雲泥の差である(写真右)。後日、大阪市内のホテルで講演会があったので学んだプロの技を活用してみた(写真下)。ぎゃー、レフ板がないと暗い~。(茂呂)

2021年8月11日

阪大-理研スタッフ初会合

阪大と理研にはスタッフがいてそれぞれのラボで研究をしており普段はズーム越しにオンラインでコミュニケーションを取るのみ。先日行われた阪大の細菌学実習に理研スタッフ3人が阪大に訪れついに初会合が開かれました。いつもオンラインで会っているのみんな初めての感じはしなかったのでは?最後にはみんなで筋トレをして親睦を深め次会う日に備えそれぞれが心身ともに成長することを誓いました。【文責:小林(理研)】

2021年7月16日

細菌学実習2021@阪大

今年も阪大医学部3回生に細菌学実習を教える時期が来た。

1年目はあたふたと終わり、2年目はコロナ禍で縮小されたこの実習も3年目に突入しバージョンアップした細菌学実習に仕上がった。

教えることにも慣れ、教員も増えたことで楽に終わるかに見えた実習も、阪大生の若さと積極性を全身に浴びるとなにかと忙しい。。。

自分の学生時代を振り返って、先生方の苦労が偲ばれた。学生の皆様お疲れ様でした。

 

そして理研からサポートに来ていただいた小林さん、木庭さん、三澤さんと写真撮影。

茂呂研研究員全員集合が壮観!

いつもオンラインでディスカッションしていたのに初顔合わせの面々もいて、意外と〇〇、思ったより△△などニューノーマルを感じる会話も。

また来年もお待ちしています!(畑井)

2021年6月18日

富岳がもたらした最新グッズ@理研

コロナ前までは、理化学研究所といえば113番元素ニホニウム「Nh」!!と答える人がいたと思うが、コロナ以来、世界最高水準のスーパーコンピュータ「富岳」が有名になった。COVID-19の飛沫感染のシュミレーションが盛んに行われているからだ。そんな富岳による検討を重ねて作られたのが、凸版印刷とサントリー酒類との共同開発「飲食用フェイスシールド」。ダースベーダーとストームトルーパーもびっくりシールド。食べるときはマスク部分が開くらしい。口元の富岳マークがちょっぴりイケてる。透明で顔も見えるのでマスクをしなくてはいけないのについつい顔をだしたくてマスクを外してしまう芸能人にもおすすめ?でもどうしても左手でビールを飲みたい人には向きませんね・・・(茂呂)。

 

 

 

 

 

 

 

2021年5月24日

食べ物難民 @理研

横浜理研は横浜と言っても、海沿いの工場地帯の中にポツンと立っている。いったん中に入ってしまえばその環境は最新の設備に囲まれ快適だが、ふと我に返ると陸の孤島。そんな理研には所内の人を全員収容できる大きなカフェテリアがあり、我々は昼も夜もカフェテリアでご飯を食べる。これ以外には所内にコンビニが一件、小さなカフェが一件、カップラーメンとなぜか永遠に腐らない怪しげなパンが売っている自動販売機が1つあるだけだ。

そんな理研で4月から事件が起きている。なんと命綱のカフェテリアが工事のため3ヶ月閉鎖されたのだ!!Oh!!! No!!!!!!

昼ご飯はコンビニの入荷が強化され、なぜか、火曜日と木曜日と金曜日だけキッチンカーが来ることになった。なぜ毎日来ないのだ・・・。メニューはいろいろで、火曜日は丼モノ屋さんとインドカレー。木曜日はアジアンキッチンとトルコライス&オムライス屋さん。そして金曜日に来るのはワッフルやさん!!食事じゃないじゃん!!まぁ、どれも結構美味しいので良いのですが、困るのは夕飯。陸の孤島のまわりには食べ物屋さんは皆無なので、みんなでぞろぞろ自転車で繰り出す毎日です。1番人気は沖縄料理「うちなーすばヤーズ」、2番は沖縄料理xボリビア料理「エル・ボスケ」。うーん、どちらも沖縄だなぁ。鶴見に沖縄料理は多い。新婚旅行でボリビアに行ったときに、通訳の方が沖縄からの移民3世の方で、「鶴見に親戚がたくさんいます!」と言われてびっくりした。中南米から引き上げた沖縄の方が多く鶴見に住んでいるとのことだ。そのおかげで、鶴見の沖縄料理レベルはすこぶる高い!!是非、いらして下さい。(茂呂)